『誓いの旅人たち掘戮諒語を書き上げるべく、去年の2、3月辺りから取材を重ねてきた。今月で一旦取材は終了。演技していく上で、或いは絵として描いていく上での取材はギリギリまで行っていくのであろうが、物語を書き上げる上での取材は一先ず終了だ。

最後の旅先取材先は、企画取材最初の地である沖縄だ。

 

しかし今回は旅を目前にちょっと情けない問題。今月上旬の旅を終えてから職場が繁忙期に入り、ダブルワークとの調整と、企画の時間作りで恥かしながら若干体調を崩す。風邪は退かぬも、妙なところで体調不良。まぁ、余裕がなくなり腹痛や頭痛や嘔吐等…よく聞く話だ。旅前というのもあるし、自分が「そうしたい」と決めたこと…大事な時に体調不良など先ず呆れる。やると決めたら治らない、じゃない…治せ・治すだ。食べることと睡眠時間だけは過保護にし、なんとか2月14日の夜(地元を発つ夜)を迎えることが出来た。

 

夜行バスに7時間、成田までのシャトルバス1時間、那覇までのフライト3時間、宿まで1.5時間。

向こうに着くと、午後14時頃。今回は読谷村という場所のゲストハウスを宿に選んだ。ご夫婦で営むゲストハウスは、アジアンな雰囲気で拘りのあるとても大好きな空間だった。ご夫婦共、沖縄出身ではない。互いに遠く離れた地で出会い、物創りやライフスタイルの捉え方に共感し、今は素敵なゲストハウスで旅人たちを温かく迎えている。社会経験をし、そこから「このままでいいのか」という思いから今に至るというが、とてもイキイキしていた。そして夫婦で手作りの空間デザインをしたり、オーガニックの石鹸を作ったりとしておられ、手作りが好きな私にとっては、先ずこのゲストハウスとの出会いが最高のご縁だったと言える。

 

 

▲珈琲とかすみ草

ゲストハウスのオーナーは毎朝、モーニング珈琲とクッキーを用意してくれる。陶器はオーナーの友人作家のハンドメイドだ。

取材から戻った時に丁度植え替えを行っていたかすみ草。一番好きな花にこの地で出会えるとはw

 

 

「この地が好きだから」と、奥さんが車であちこちを案内してくれた。

 

 

 

 

▲ヤチムンの里

千葉の乗馬クラブにて、とある方に勧められた陶芸家が集う里。ここには陶芸職人しか住むことを許されないアトリエ・ギャラリーの里である。一般公開されてるアトリエ(作業場)もあれば、関係者オンリーの場所もある。

 

 

 

▲残波岬の公園

クジラが見られる場所でも有名だが、目視で探すのは大変だ。一番最初の取材でそれを思い知ったが…今回もやはり同じ感想だ。あれか?と思えば…いつも波の陰だ。ブロー(潮吹き)を探した方が確実だが…沖でも難しいそれは陸では尚更難しい。

 

 

 

  

▲むら咲むら「ランタンフェスティバル」

今月までということで、夜に足を運んでみた。むら咲むらは読谷村の大きな体験施設である。沖縄王朝と言うべきか…古い町並みを再現された園内はとてもかっこいい。

三枚目:施設のヤギ(目が合った瞬間)

四枚目:どこかノーマンを思わせるシーサーw

五枚目:ガジュマルの樹のスケッチ

 

 

園内で食事も可能であったが、長時間の移動で若干疲労が溜まった。しかしここで持ち込んだ薬の世話になるのもまだ早い。

この日はゲストハウス最寄りのスーパーでご飯を調達。ある時間に行けば、200円以下でお惣菜やお弁当が手に入るから、自分のような金なしの旅人には非常に有難い。食後は薬の代わりに栄養剤だけ服用し、そのまま寝ることにした。

 

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二日目の朝は5時起きで朝食を食べる。この日はある意味今回の旅のメイン「乗馬(海と草原の外乗)」と「ジンベエサメ ダイビング」であった。ひたすら体を動かす予定の為、途中に昼飯を体に入れれば後から大変なことになりそうだと思った。よって早朝にガッツリと食事を済ませ、あとは沖から戻り次第夕飯をとることにした。

 

▲旅の共たち

奥から…旅手帳、画材やポータブルを入れるシザーケース、震災の年に作った瑞巌寺(宮城)のお数珠

早朝はまだ暗い。オーナー曰く、明るくなってくるのは6:30頃だという。2月の沖縄は日が昇れば温かいが、北風が冷たい。

 

身支度を整え、軽くストレッチを行い、そのまま乗馬クラブへ足を運ぶ。

 

▲土屋選手

2000年シドニーオリンピック日本代表の土屋毅明選手が馬術の講師で訪れていた。とても驚いた。レッスンの予定がいつ頃決まっていたのかは分からないが、後からクラブのホームページを確認してみたらお知らせは流れていた(全く知らなかったが…)

私が訪れたのは土屋選手のレッスン最終日。この時間にクラブを訪ねていなければお逢い出来なかったという。乗馬について少しお話も出来て、とても光栄だった。自分も外乗後に小一時間レッスンを見学させて頂いたが、何を言わずとも馬の前を行き共に走っている様はめちゃくちゃかっこいい。しかし、まさかオリンピック選手と話せる日が来ようとは…

 

ロッカーに荷物を預けていると「馬が待ってます」とスタッフから声をかけられる。ヘルメットを装着し、案内されたのは沢山のガジュマルの樹が並ぶ場所。

 

▲外乗の馬達の憩いの場

 

今回の相棒はゴンくんという馬だ。なんと千葉での相棒ドスくんに激似w クォーターホースでフランス生まれのハフリンガーだ。毛はとてもモフモフとしていて、ぬいぐるみのようなフワフワにおもわず「ゴンくーん!」とお尻にとびつきたくなる←

 

 

 

▲スタッフさんが撮影してくれた写真(浜辺にて…)

外乗はウエスタンスタイル(自分が今一番学びたいと思ってる分野)なので、手綱は片手持ちだ。(どうしても生徒というよりゲスト扱いなので「こう持ってください」と教えられるのですけど、ウエスタンでの本当の持ち方は違う。が、詳しく知りたければ親切に教えてくれる。私は翌日の二鞍目にウエスタンでの手綱で実践することにした)

 

ゴンくんは24歳。人で言えば8、90を超している(確か馬は人の四倍だ)千葉のクラブで言えば、見た目はドスくんだが年齢は朝霧くんだw ちなみにスタッフさんと一緒に外乗していく。スタッフさんの乗っていたのは11歳の男の子、ローニーだ。

 

▲左がゴンくん、右がローニーくん

仲は良いが、ローニーくん…しつこいと「オイてめぇやめろよ!」と噛み付くこともw

ゴンくんは割とおとなしめ。ローニーくんが道端で美味しそうな草を見つけて食べに行ってしまうと、ゴンくんは「見ない…見ない…何も見えない…本音は食べた…ごほんごほん!見えない見えない…」といった具合だw まぁ、ゴンくんも何気に食べてましたけれどもね笑

 

 

この乗馬クラブでオリンピック選手と出会い、馬や友達感覚で話せる和気藹々としたスタッフさん達の出会いがあったが、実はもう一つご縁があった。

実は1月に、3月に関西へ乗馬をしに向かおうか迷っていた時があった。船井郡にある乗馬クラブだが、ここもウエスタンスタイルを教えてくれる。

ゲストハウスのご夫婦、奥さんが実は京都に馴染みのある方だったようで、その乗馬クラブをご存知だったようだ。そればかりかクラブの関係者がなんと知り合い(友人)のようで。更に、その方はよくこの乗馬クラブ(沖縄でお世話になった乗馬クラブ)へ教えに来るという。お名前も教えて頂けたので、今度京都へ足を運ぶ時は是非お会い出来たらと思っている。

乗馬クラブでの繋がりがあるようなら分かるが、まさかゲストハウスからの繋がりがあるとは…本当に不思議なご縁を感じずにはいられない。このご縁の先に、一体何があるのか…時々知りたくなる。

 

 

ゴンくんやローニーたちと別れ、向かったのは港。次は小舟で沖へ出て、ジンベエザメを観察するダイビングだ。

泳ぎもダイビングも実は15年ぶりw きっと小さなプールで練習してから潜るのだろうと昔の記憶を遡ってみたが、なんと一発本番w 水着の上からウエットスーツを着て、ボンベや重り等次々装備を装着していく。

 

 

▲ライセンス持ちのダイバーの皆さん

ライセンスを持たない自分と、同プランのレジャーに参加していた1組(沖縄県民とブラジル人の男性)は、5M潜ったところの網ごしにジンベエザメを観察する。ライセンスを持ったダイバーたちは、ネットの中に入ってジンベエザメと触れ合う(なんと羨ましい…!!w)最初、予約をした時に事務の方とやり取りしていた際「網から見るのはシュノーケルです♪」と言われていたもんで、てっきり網の中に入れるのかと思ったが、そもそもシュノーケルは潜らないww 

 

防水ケースを持参したが、ダイバースタッフから「防水ケースはシュノーケルの時は可能だがダイビングの時はやめた方が良い」と言われ、海の中の光景は目に焼きつけることにした。防水ケースで海へ潜って、携帯をダメにしてしまった人を何人も見ているらしい。水圧がかかるからだろうか…。

 

さて、いよいよ海へ潜るが、ダイビングスポットへ到着するなりお一人様の自分からなんでも最初に誘導される。小さい頃は船についたハシゴを降りて海へ入るが、なんと今回は縁からダイブ。海へ飛び込むなり、掴まれと言われるのが船の先端へゆる〜く伸びた細いロープ一本だから正直びびった。しかも風が強く波が若干高かった為に、胸から下は船の真下に流されていくからちょっと怖い。が、それも束の間。5M潜って網へ辿り着くまでは、ダイバースタッフが手を握ってくれていたから安心だ笑

 

直ぐには見えてこなかったが、1、2M潜ったところで直ぐにジンベエザメが姿を現した。他にも小魚たちが一緒になって泳いでいる。深すぎて、サンゴ礁も岩場も見えなければもちろん海底もどこか分からなかったが、ただただディープブルーの世界がそこに広がっていた。

 

ダイバースタッフの一人が、巨大な網の中でジンベエザメに小エビのごはんを与えようとする。ジンベエザメは大きな口をあけてダイバーについていく。ダイバーはこちらへ向かってわざわざゆっくり泳いできて、目と鼻の先(その距離15cmという程間近)でご飯するもんだから迫力満点、全てがダイナミックだ。おこぼれ頂戴と…他の小魚たちも我先にとジンベエザメについていく。

 

隣ではしゃぐ同ツアーの男子二人の足が、時々脇腹に当たったり下敷きになったりしていた。それを見かねたのか、ダイバースタッフが別の場所へと連れて行ってくれた。よって更に5M潜ることになったが、更に大きなジンベエザメに出会うことが出来てとても嬉しかった。あとはバブルリングを作って見せてくれたり(拍手したかったが、網から手を離すなと言われているのでガン見みたいになってる自分に笑いが込み上げてきて、途中どうしようかと思ったがwww 頷くか、片手で親指立ててみせるしかできなかったww この件は船へ戻った時にスタッフへぶっちゃけた「本当は拍手したかったんですけどww」と。ちゃんと笑ってくれましたよイケメンダイバースタッフさん笑)

 

 

しかし感動した。

というか、教えられた。

 

海の中はほぼ無音。その中に、ボンベから出る泡の音と、水が動く音だけ…。

 

 

 

ただ、ただ そこに彼らは生きていた

 

何も理由なんてない

何も理由なんていらない

 

ただ、ただ そこに彼らは生きていた

 

 

魚たちはただただ、腹を満たそうとする

そして我々人間を不思議そうに眺めている

 

ただ、ただ そこに共存していた

 

 

この日、馬や海の仲間たちから教えられた一番大きなものかもしれない。

イグレットとの出会うきっかけとなった本のタイトル『生きているだけでいい!』にも繋がるものがあった。

 

 

不思議さと強大さを感じつつ、やはり最初に船へ戻される←

同ツアーの男子お二人とも、港へ戻る際中にあれやこれやと話を楽しんだ。こちらが旅人と知れば、相手は様々な良いスポットを教えてくれる。又、ダイビングスポットについてもオススメを教えてくれた。その中には自分の一番気になっているダイビングスポット「与那国島」が挙がった。気になっていることを伝えれば、更にアレやコレやと教えてくれる。(与那国島は今回取材は出来なかったが『誓いの旅人たち掘戮播仂譴垢襯好櫂奪箸離皀妊襪琉譴弔箸靴討い襦ドラマを仕上げてから是非足を運んでみたいと思っている場所の一つだ)

 

もっと話し込んでみたかったが、早くも送迎の時間。

ゲストハウスへと戻る。

 

ゲストハウスへ戻るとドシャぶりの雨。部屋で旅と取材のまとめを行っていると、もう少しだけ馬たちと触れ合いたくなった。

咄嗟にクラブへ連絡してみると、翌日は空があるという。ただし雨が続いた場合は難しいとのこと(そりゃそうだ)

どう乗馬していくか…メニューは当日相談して決めたいと申し出て、午前中枠の予約を1鞍取る。どうか翌日雨女の力を制御できますようにと祈りつつ、朝食の買い出しにやはり最寄スーパーへ向かう。

 

早朝に、馬達と歩いた浜辺にも自分の足で行きたくなり、暗い内にゲストハウスを出て行くことを決める。オーナーへ相談し「早朝にモーニング珈琲を淹れましょう」と快く頷いてくれた。

 

再び部屋へ戻り、旅と取材のまとめを終えた瞬間…なんと雨があがった。

今月は雨女の力を制御出来たりできなかったり。けれど何かしら不思議と良い方向へ向かうから不思議な旅路だ。

 

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翌日、モーニング珈琲を頂き、オーナー(旦那さん)からプレゼントにと手作りオーガニックの石鹸ひとかけらを頂く。小さな作品でも、人の手が生み出したものってなんでこんなにもあたたかく、ずっしり重みが感じられるのだろう。

このゲストハウスと出会えて、ご夫婦と知り合えて、本当に良かったと思っている。

ご夫婦で楽しく自営できているからこそ、周りには知り合いやお仲間が多い。近くのパン屋、ラーメン屋、居酒屋…店の方々はこちらがオーナーの客と分かると、まるで友達感覚で愛想よく話しかけてきてくれる。こういう人付き合いが大好きな自分にとっては最高であった。「え、はじめましてなのにもう知り合い?もうお友達?」そんな関係がこの近辺では疑問をもつことなく、ごく普通のことなのかもしれない。最高だ!

思えば…この交流が楽しくて、ひたすら紹介された「友人のお店」というのをひたすらハシゴしていったかもしれないw

 

8Kgのザックを背負い、ゲストハウスのご夫婦に深々頭をさげお礼を言い、そのまま歩いて海へと向かう。

遠回りして海へ向かった。ダイビング後の送迎中、住宅街にたくさんのネコを見かけたからだ。海へ続く道の途中であったので、そこへ寄り道していくことにした。遠回りをしていけば、あっという間に空も明るくなってくる。

 

 

 

▲サトウキビ畑の道

畑や花畑が広がる。又、家畜としてヤギや豚もいたようで、家畜独特のニオイと海風がまじっていた。

 

 

 

▲住宅街のネコ

首輪はつけてい

ない、自由な猫たち。手を伸ばすとびっくりするし、様子を見ている猫たち。しばらく姿勢を低く、カメラを構えてみると、向こう(一枚目のネコ)から近くに寄ってきてくれた。触れさせてもらえなかったけど、手のニオイはかいでくれた。一先ず怪しいものじゃない、と…ずっと近くに身を寄せてくれた。

 

流石に人の家の前だったので、スケッチは控えた。別れを言ってまた歩き出す。ネコや草花の他に、放牧されたヤギが浜辺に生えてる草をおいしそうに食べているのが見えた。なんて穏やかで平和な景色だろう。

 

小一時間かからないくらいだろうか、無事に馬と歩いた浜辺へ到着。

流石に朝だからか誰もいない。昨日より風が強かったから白波が目立っていた。浅瀬の波も大分荒い。

しかしそんな波を楽しみにしていてか、30分後くらいに2人のサーファーが海へやってきた。

(けれど…やはり人はこないw)

 

 

▲歩いてたヤドカリ

 

 

持ってきていたマリンシューズに履き替え、ジーンズの裾を上げて、トムソーヤ気分で(足だけ)海へ!

しかし、やはり風は強かった。思い切り波を被り海に遊ばれた気分に笑←

でもま、こうでなきゃねw

 

誰もいないことを良いことに、持ってきた機材で海と海の中の音をSE収録する。

今回欲しい効果音はある程度頭にメモしてきていた。ある程度長めに、陸上と海中のサウンドを複数パターン録っていく…。

 

 

そうこうしている内、あっという間に乗馬の時間。

昨日より気持ち安いコースを選び、再び海と草原へ。

ちなみに今回の相棒は、スタッフが騎乗していたローニーくんだ。「昨日の今日だし、馬術もされてるし、操作方法は教えなくてOKネ?」とw(外人の日本語ペラペラ イケ美女スタッフさん。自分が並ぶとエルフとホビットのようだった…)

 

 

▲スタッフさんが撮影してくれた写真(原にて…)

昨日は薄手のパーカー1枚で問題なかった気温が、今回は1枚羽織らないと肌寒かった。そして、写真からでは分かりにくいかと思いますが、今回はしっかり手綱はウエスタンの持ち方で臨みました。

 

しかしローニーくん、流石若者…ゴンくんと異なり喜怒哀楽が激しい!草を食べようとして「No!(ダメだ、やめろ!)」と手綱を力強く引かねばならぬ時、ゴンくんは「は〜い…」となるのですが、ローニーくんは意地でも草を食いちぎるって頭を持ち上げる際に最後の足掻きとして「嫌だ嫌だ!」と力強く頭を横に振るんですよね笑 元気な証拠ですねw

 

ちなみに今回のコースで騎乗するのは自分のみ。スタッフさんが二人徒歩でついてきてくれる中外乗します。沖縄のアレコレを話し、ウエスタンスタイルの乗馬についていろいろ教えて頂き、あっという間の外乗時間。

馬とスタッフさんへお礼を言うと、好きなだけ馬を見ていって良いということで許可頂いたので、1時間くらいガジュマルの樹の下で馬たちを眺めていた。

 

ガジュマルの樹の下にはローニーくん、ピント種(アンナと同じ種)のクォーターが2頭。そしてゴンくんがいた。名を呼ぶと、食事をやめて静かに寄ってきてくれた。そして愛撫を許してくれた。これでお別れかと思うと非常に寂しく感じたが「有難う、また来るから元気でいてね」と声をかけると、鼻を鳴らしゆったりとした足取りで食事へと戻って行った。

クラブへ戻ると、一緒についてきてくれたスタッフさんが声をかけてくれた。

 

なんとその方は福岡からこちらへヘルプ出張で来ているとのこと。熊本に自分の勤める乗馬クラブ(同じ系列)があり、そこは宿つきのウエスタンスタイルオンリーな乗馬クラブだというから興奮したw

お名前を教えて頂き、きっとその地を訪れることを約束した。お勧めのシーズンを教えて頂き、且つ割引券を頂いてしまった(ガッツポーズ)

お礼を言い、乗馬クラブを後にする。大きな荷物を背負う自分を不思議そうに眺める馬たちに見送られ、そのままクラブを後にした。

 

 

▲むら咲むらのヤギ

クラブはこの施設内にある為、乗馬後に園内に抜けることが出来る。

そこで出会ったヤギ、名前は忘れました…←

 

むら咲むらを出て、また別の浜辺へ(外乗ではコースによって足を運ぶビーチが違う)再び馬と歩いたもう一つの浜辺へ足を運ぶ。人はおらず、代わりに遠くの岸壁で釣りを楽しむ学生たちがいた。

 

▲ガジュマルの樹

沖縄の植物は生命力が半端ない

 

▲花壇に咲いてた花

 

▲馬と歩いた浜辺(リングの浅瀬モデル その◆

乗馬後時間が経つが、外乗した時以来誰も足を運んでいなかったようで、我々の足跡だけが綺麗に残っていた。

 

この浜辺で2時間程度過ごす。SE収録を行い、出展で使用する飾りの珊瑚を広い集め、海を眺めつつ旅手帳を開く。旅と取材のまとめを行いつつ、誓旅最後の物語を綴っていく。日焼け止め無で太陽の下の2時間は流石に赤く焼けてしまった(現地の人も吃驚するほど、実はこの旅の期間は温暖だったよう。旅の神様、オリジンやバドルたちが「仕方ねぇなぁ」と呆れながら助けてくれたのだろうか笑 とても過ごしやすかった。)

 

 

▲犬の足跡

旅手帳に向かってる最中に嬉しそうに走ってきたラブラドールの足跡だ。オリヴィアのシュエールも、海へ嬉しそうに飛び込むのだろうか。

 

 

この浜辺で引き潮の時間があったので、岩場をまわってみたのだが「ここだ…」と思う…とある場所にたどり着いた。写真で言う右手の岩場を進んでいくと辿り着く場所だが…見つけた瞬間インスピレーションが浮かんできた…。今は内緒にし、ドラマ本編で描いていけたらと思う。

 

この日は読谷村を後にする日だ。那覇へ戻るリムジンバスの発車時刻が近付いてきたので、集合場所のホテルへ。

とても綺麗なホテルであるが、特別そそられない。素直に素敵だと思うし、嫌いではないが、私にはあのゲストハウスが特別魅力的過ぎたようだ。お土産や民芸品なんてものにも、素敵だとは思うが買おうと思わなくなってきたのはいつからだろう。人と人との繋がりや動物自然との触れ合いの時間の方が自分には貴重で、そういったものに金と時間を費やしたいと思ってしまう。

 

 

読谷村を離れ、那覇のホテルへ辿り着く。フロントの方がまるで「おばぁ」のよう!かわいい。あまり話は出来なかったが、家族のように迎えてくれた。とてもあたたかいものを感じた。

 

この日、食事は矢張り質素に。次回、取材以外で足を運ぶ時に豪勢に沖縄料理なんて食べてやろうかと、安いお弁当を買って帰る。その代り、オリオンビールを購入、飲みつつフィギュアの表彰式だけ見て、再び旅と取材のまとめを行い、その日を終えた。

 

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旅の最終日。

 

この日はホエールウォッチングとナガンヌ島へ渡る予定でいた。また朝の5時起きで朝食をとり、早々港へ向かう。

 

▲泊港(船上から見た那覇)

 

『誓いの旅人たち掘拑能蕕亮荳爐、このホエールウォッチングと無人島へ渡るものであった。始まりと終わり…是非クジラに会い、あの無人島で終えたかった。実は今回2月を選んだのも、最初の企画取材でこの地を訪れた3月、地元の人から「クジラは2月よ」という話を聞いていたからであった。

 

3月の沖が極寒だったのもあって、今回は薄手のダウンを持参していた。これまでが温暖な気候だったものでどうしようか迷ったが…やはり沖で長時間のダウンは正解だった。

 

出港時間。

これまでいろんなご縁や出会いが多過ぎて、これ以上はきっともう何もないだろうなと思っていた。ひょっとしたらクジラには会えず、終わったしまう…或いはとっても遠くの方にクジラが見えて、はい終わり!なんて…。しかし、沖へ出てなんと早速ご縁があった。去年の3月、ナガンヌ島へ向かっている最中に出会えなかったクジラがなんと、向かってる最中に出会えたのだ。しかも二頭だから驚いた。

 

 

▲朝のデート中だったクジラ

 

非常に波が穏やかだったので、ブローがとても目立ち、見つけやすい。今のホエールウォッチングだが、参加したツアーの船によってはドローンを飛ばすところもある。上からクジラを観察する為だ。こう晴れている日だと、海の上からクジラのシルエットがハッキリ見えるのだ。海面を、目視で探していくより断然探しやすい。又、次の行動も予測できるから便利だ。…が、クジラへのストレスはどういったものか、よくわからん。クジラを観察できるのは一艘につき1時間と定められている。クジラのストレスを考慮してのことだが…、一日に何艘もの船がクジラを探しにやってくる。ほんとうのところどうなのか、専門家でない限り、クジラ本人でない限り…わからないのだろうな。

クジラは人間と同じく肺を持つ生き物だ。よって呼吸をしに海面へやってくる。息継ぎの為、海底へ潜ったとして海面へ上がってくる時間は一定だ。一度上がって潜れば、また同じくらいのタイミングで上がってくる。浮上したと思えばエンジン全開で船を飛ばす船長もいれば、ゆっくり近づく船長もいる。飛ばす船長の船を見ると「海賊か」と思えてきてしまう。こちらのツアーはゆったり目であるから個人的には安心する。まぁ、それでもストレスは与えてしまっているのかもしれないが。

 

クジラが潜ったところで、一度ナガンヌ島へ向かう。

ある意味、ここが取材最後の地だ。ここで始まり、ここで終わる…。この島は『誓いの旅人たち掘戮播仂譴垢襯ぅ襯のリングが遊びにやってくる浜辺のモデルとしている。

 

▲ナガンヌ島(リングの浅瀬モデル その 

 

▲写真では確認できないが、浅瀬ではよくウミガメが休憩している

今回も1匹静かに休んでいた。

 

ホエールウォッチング込みのツアーで上陸を組んでしまうと、20分程度しかゆったりしていられない(上陸時間を含めてしまうので、実際のところ10〜15分程度)いつか企画完結を迎えたら、単に遊びにこれたらなと思う。

 

ちなみにナガンヌは1年経ってか、少し規則が厳しくなった。サンゴ礁は原型を留めていないものであれば持ち帰り可能、ただの上陸プランであれば海に入ることは許されない。海には足だけ入りたかったな…やっぱり次回遊びにこよう。

やはりここはとても美しい。いつでもリングが「ねぇねぇ遊ぼうよ〜!」と凄い速さで泳いできそうだw

 

厳しさも恐ろしさも儚さも美しさも優しさも…みな平等に持つ自然…

誰もを平等に受け入れ、誰もを平等に突き放す…

そんな自然界が作りだしたこの浜辺は実に美しい…

 

 

港へ戻る帰り際、またあの2頭のクジラに出会うことが出来た。

 

▲ブロー

 

 

 

 

初回に一頭、最後に二頭…合せて三頭。「3かぁ…」と思わず呟いてしまった。船のエンジン音と波の音にかき消されて、丁度良かったが笑 第三弾を思い浮かべつつ「3」が頭をぐるぐる回った。思えば第三弾はいろんな「3」があるなぁ…。三作目っていうのもそうだけど、アキ・ノーマン・オリヴィアのコンビが力合せたり、新らしく登場する青年が仲間集めをしますが最初は3人だったりね。主要動物であるアンナ・ベン・シュエールも今回頑張る予定ですしw

 

 

そして、この地へ来て3度教わったなと…

馬に、ジンベエザメに、クジラに…

 

 

ただ、ただ ここに我らは生きている

 

何も理由なんてない

何も理由なんていらない

 

ただ、ただ ここに我らは生きている

 

ただ、ただ ここに共存している

 

 

 

 

 

まだ関係者にすら公開してないが、第三弾で一番言いたいことはまさにコレだったりする。

 

いがみ合う人…それを不思議そうに眺めるのは誰か…

便利で平等のように見えて、そんな当たり前が実は難しく生きようとしているかもしれない…

我々はそのことに気付くだろうか…

気付いた先…我々はどうするだろう…

 

難しく考えるな…

生きることは厳しく辛いが…

難しく考えているのは我々の自我なのかもしれない…

 

そしてやはり、正解は…その人にしかないものだ…

 

 

今月末で脚本を書き上げる。

秋にはフリー公開し、又翌月には出展を予定している。

 

 

 

 

 

私はこの作品を作り上げ、企画完結させた後も…

またきっと旅を続けるだろう…

 

 

誰に何を言われようが、私は私の…この創作スタイルを貫くつもりだ

 

旅を続ける度に思う…

 

 

自炊して、汗水流して働いて、その金と時間で旅をして…

自分の五感で感じてみる楽しみや充実感…

 

 

そうして自分の力で感じ取ってきたからこそ、自らの視点から創り上げるものというのは、それだけで独自性だと思っている。

 

 

自分らしさも、作品へ自ずとついて来るものだ。

 

 

 

『誓いの旅人たち掘擔慧仂貎擁について、募集にするか依頼にするか…まだ迷っているが、やはり命を背負うテーマとして…一緒に作っていく人というのは慎重に考えていきたい。

募集を決めた場合、ボイスコさんだけでなくボランティアで参加させて頂いている劇団やその繋がりの方々にも声をかけていくつもりです。ご依頼していくにも、できれば是非ブログやINFOは見ていて下さってる方、付き合いのある方にお願いできたらなと。おそらく、「面白そう」だけで参加頂いたところで辛くさせてしまうだけだろうなと…。

シビアな話題ですが…業務連絡はおそらく煩いくらいマメな方です、200台詞があって100はやっぱり使わない…こういうケースはあります。時間が作れなくて収録が…と延長続きの方は早々に代役を立て参加をご遠慮頂く…このケースもあります。リテイクが何度も何度も…うちの企画はけっこう頻繁です。うちは問答無用が割と多い企画だなと思ってます。10年以上お付き合いして下さってる方々が8割なせいもあってか、和気藹々で作っていってますけれども、シビアなところは本当にシビアです。こういった辺りは、最初にお伝えできたらなと。

そんな企画どうなの…と、そう思われる方は沢山いらっしゃると思います。が、きっと誰にも、面白い企画だ!と思える他の企画様はある。素敵な作品、世の中には星の数ほどあります。うちのようなちっぽけな企画に拘る必要はどこにもない。

 

 

 

▲機内で…

帰りのフライトで旅手帳へ最後の旅と取材のまとめを行い、アキ・ノーマン・オリヴィアのトレッキングについて物語を執筆していたタイミングで、窓から富士山が(みにくいですが、画面中央)

きっと書き上げると…旅の最後、ここに誓う。

乗馬のレッスンを兼ねて、今月最初の企画取材に行ってきた。

 

実は今回の取材、天気によってどうなるか…と不安が募っていた。

バスも宿も取ってはいたが…予報によっては、おそらく乗馬クラブから"難しい…"と連絡が来るだろうなと思っていたし、バスも運休が出るのではないかと予想していた。夜行バスに乗る当日、昼間に予想通り乗馬クラブから難しい…と連絡が入る。二日間予約を入れていたが、内初日は確実に難しいとのこと。しかし翌日は雨が上がれば1鞍はいけるかもしれないとのこと。おまけに雪の状態によっては送迎も難しいと言われたもんだから考えたもんだ。最寄りの駅からバスに乗り換えて向かわなければならなくなったから尚更だ。

 

関東良きを諦めて別の日に延期するかどうするか…そう問われて正直とても悩んだが、嬉しいことに「レッスンは出来ないが、馬に会いにこないか」との提案。その一言に思わず「絵を描きに行ってもいいか」と返せば、「寧ろそういう日にしよう」と快く承諾してくれた。被災馬支援金寄付の為に描きあげたスケッチブック画集をクラブへお贈りしていたが、それがあってか"絵を描く人"と認識して下さっていたようで、とても嬉しかった。

考えてみればじっくり馬達を観察し勉強出来る良い機会だ。なかなかこういった時間を個人で作れるものではない。そう考えると、寧ろワクワクした。そして…こういった嬉しい出来事は、次々と扉が開かれるかのように、偶然にも続くものである。当日予定されていた仕事の残業が急になくなり、帰宅すればケカの相棒であるAinoHimekoから、企画用新作の楽曲サンプルが届いていた。

 

 

翌日、夜行バスで関東へ着くと、天気はみぞれ。送迎も問題ないとの連絡があった。

オーナーが車で迎えに来てくれた。12月ぶりの再会、お変わりないようで安心した。が、実はクラブの方で一つ悲しい出来事が…。

 

クラブで元気に暮らしていたオリジンという馬が亡くなったようだった…。12月に出会っていた馬だった。

亡くなったのは2/1の夜。まさに関東行を決めて出かける準備をしていた頃だ。

 

話を聞くなり、とんでもない時に来てしまったのではないかとソワソワしてしまったが、クラブの動物達もスタッフの皆様も、相も変わらず温かく迎えてくれた。本当にアットホームで温かい環境だ。

 

   

▲ラディちゃん      ▲ジャックくん

 

▲たまちゃん

 

馬の他に沢山の動物達がいるが、野良であったり、捨てられてしまったり、傷ついていたりしていた過去を持つ動物達もいる。

ペットショップで迎えた子達というわけではない…。

 

 

オリジンは馬房に横たわり眠っていた。シートで覆われて姿は見えない。生き物の亡くなった後のニオイが漂っていたが、自然と受け入れている自分がいた。寧ろそのニオイが11月に見送ったバドルや歴代のペット達を思い出させてくれた。私には"命を全うした証"と思える。スタッフさんが馬房へ入る許可をくれて、顔を覆っていたシートをそっとよけてくれた。眠るオリジンにそっと触れると、頬はまだ温もりを感じたような気がした。手をあわせながら、この旅は…オリジンが呼んでくれたのかなと…そんな気がした。その日、彼の亡骸は馬房から別の場所へ…。今回、前日のあの電話で…旅をキャンセルしていたら、彼に会うことはできなかったのだ…。

 

しばらくして、スタッフさんが撮影した写真を沢山見せてくれた。驚いたことに(というより納得の方が大きかったが)どれにもこれにも、写真に"オーブ"が映り込んでいるから素敵だった。過去に亡くなった馬の馬房の写真には白く丸いオーブが映り込んでいたり、乗馬の最中に撮った写真には青く輝くものとが映り込んでいたり。

白い方は特に"心霊写真"と言う説もあったりするが、私はそれを信じている。しかし写真に写り込むそれらは、悪いものには感じられない。そこに生きてきた馬達の魂が、亡くなった仲間のところに集っているように見える。又、乗馬中の青い光のオーブ、こちらは山の写真を撮影して写り込むことがたまにある(私は山からの何かしらのメッセージと捉えているが)クラブの自然や山々が"自由に駆けろ、共に生きろ"と言っているかのよう。こう言えば怖がる人も中にはいるだろうが、私個人はオーブは"精霊"のような存在であると思っている。馬達は魂となっても、きっと乗馬クラブや放牧地を自由に駆け巡っているに違いない。

 

余談だが『誓いの旅人たち掘戮離廛蹈蹇璽阿如▲吋いアキに「亡くなったモノは精霊になって見守ってるんだと…」と話す台詞がある。あのシーンを書きあげてのこの状況に、ケイへの台詞へ確信を抱くことが出来た。これを機に、あの台詞と、それに続く設定や流れは今後変わることはないだろう。

 

この流れで、オーナーさんとは生きること・生活すること・全うすること…等について語り合った。が、この話は胸の内に秘めておこうと思う。

 

 

▲馬達の世話をするスタッフさん達から馬についてあれこれ教えて頂きつつスケッチをしていく。

 

 

▲ジェニーくん

 

  

▲朝霧くん        ▲ギニョールくん

 

その日はスケッチを終えて宿へ向かう予定であったが、オーナーとスタッフさん方が夕食にと声をかけてくれた。

宿のある場所は佐原という場所だが、この地は伊能忠敬ゆかりの地。古民家の町並みと水路が綺麗なスポットがあるのは知っていた。ホテルとは真逆の方向であり、まだまだ日が短いことから今回はそのスポットを訪ね歩くのを諦めていたが、案内してくれたレストランがなんとそのスポットにあるから驚きだった。まさか本当に来れるとは…!オレンジ色の光が灯る夜の水路もとっても綺麗であった。

 

オーナーやスタッフさん達と、馬と創作・旅について話をしながら有意義な時間を過ごした。

自分がたまたま手に取った一冊の本で紹介されたオーナーやそのご家族・スタッフの方々。本を読んでいる最中は、いつかお話してみたい…なんてことを思っていたが、今こうして和気藹々と付き合えていることに不思議さを感じていた。(又、どういうわけかこれまた不思議なご縁で、学生時代に楽しんで見ていたドラマに出演していたとある女優さんがクラブに関係のある方で、一緒に食事をしたり、画集を見て下さったりとしているから、嬉しさと驚きのあまり更に訳が分からなくなったが笑)テレビや本でお見かけしていた方々と…何故今自分はこうして一緒にご飯を食べているのか…手作り画集までも見て頂けているのか…とw

又、画集の感想で「描いてる本人が彼(アキ)に似てる」という感想を言われた時は心底驚いた。初めて言われた感想であった笑

 

翌日、なんと雨があがった。そればかりか、曇りであったが、乗馬の最中は青空であった。

 

▲騎乗前に頂いたハーブティー

野外で頂く紅茶・珈琲はいつもいつでも格別だ!

 

 

▲今回の相棒はドスくんでした

アンナ似ですが、男の子ですw 食べ物にはめがない!

 

来週は別の地で外乗予定ということを伝えていたからだろうか、今回の相棒は外乗で乗ることが多い種の馬を相棒に連れてきてくれたスタッフさん。名前はドスくんだ!今回は早足に時間を割いた。おしりが痛くなることはなかったが、馬上での動作(屈伸のような)に息が上がったw 今回の旅の本来の目的でありつつ、天気の影響でまさか騎乗できると思わなかったのでとても嬉しかった!又、馬蹄や足のケア、ブラッシングまでもさせて頂けてとても勉強になった。

 

再来週の外乗はおそらくウエスタンスタイル(自分が今一番に学びたいと思っているスタイルだ)そうなれば手綱は片手持ちだが、おそらく並足で乗りっぱなしのコースだろう。鞍の下で馬を感じつつ、呼吸やリズムといった感覚をしっかり掴んできたいと思っている。又、こちらへはまた春に足を運べたらと思っている。

 

兎にも角にも、今回の旅ではクラブのオーナー、スタッフさん、馬たち動物たちには感謝でいっぱいである。

 

 

 

乗馬クラブを後にして、創作仲間と再会した。2016年の10月ぶりであった。

会うのは2度目であったが、フィーリングが合うのかとても話がはずむw 優しさと、命の重み尊さについて触れた後の創作トークは実に楽しく、難しく、奥深いものがあった。

 

 

出来事があり、それをどのように捉え次に進むか…

全て自分次第である。

 

今回の旅から再確認出来たことの一つである。

時間も人との出会いやご縁と…今回の旅は更に不思議なご縁を感じざるを得ない貴重な旅であった。

 

スケッチブック画集を描いて被災馬支援へ寄付をし、たまたま本屋であの一冊に出会えてなければ…今の自分はいない。

馬が繋いでくれたものは膨大だ…。小さな私には規模がでかすぎる。けれど、今後とも馬と共にありたいと思うのは何故だろう。

 

 

次の旅は海、心してかかろうと思う。


次の旅の準備が整ってきた。

 

絵本でもボイスドラマでも、創作品として物語を描いていく上で「取材の旅」は自分自身が一番時間をかけたいと思っている点の一つだ。旅費・製作費を稼ぐ為に始めたダブルワークも…早いもので2年と数か月。微々たるものでも、やはり自分の力で、せかせかと汗水流した稼ぎで現地へ向かい、自然や…街・人の賑わい…風土…空気…そういったものを五感で感じてこれるのは最高の贅沢で、創作にも自分にも最高の収穫だ。

 

去年の3月から始めた『誓いの旅人たち掘戮亮荳爐癲一先ず今年の2月でラストとなる。まぁ、脚本を書き上げる前までの取材についてだが。

脚本が完成し、スタッフキャストの方々と打ち合わせを行いつつ、次の段階である自分の芝居・編集・演出・絵の工程に入っていく際、自分が必要と感じればまたいつだって取材の旅は始まるのだろう。キリが無いと言われればそれまでだが、それが自分の創作スタイルだと思っているし、何より楽しいのだ。

 

2月の旅は引き続き乗馬を外乗含め行ってくること。そして海へ潜り、とある生き物(全長12mくらいだったろうか…。)と触れ合ってくることだ。当月だけで3〜4鞍は乗る。しかも別々の馬達だ。牧場内だけでなく、海辺・草原・並木道も走ってくる予定だ。自分の中で、どれだけアキを掴めるだろうか…。SE収録や旅スケッチもしっかり時間を費やしてきたいと思っている。ホテルへ戻ったら取材をデータへまとめつつ、脚本打ちだ。

 

ちなみに『誓いの旅人たち掘戮賄初CD企画として進めていたが、フリー公開していくことに決定した。前回のブログで書いたことも勿論あるが、秋に予定している出展スタイルを楽しんで頂く為の意図というものもある。又、場合によってはそのスタイルを今後維持していきたいとも思っている(出展に関して動いていくのはおそらく5月末だが、ブースディスプレイの設計図は今から描き出しているところだ)

 

買って楽しんで頂く、を一番の目的とするよりは、ブースにいる間…旅のように‟見て感じて楽しんで頂く”いわゆるアトリエブースというやつだ。出展が決まった際はまた改めて紹介と報告をしたいと思っているクローバー

 

 

 

 

 

 

 

Free


2018年に入って、心に決めたことがある。

2016年まで拘ってきたボイスドラマのCD化の思考をほんの少し捨ててみようか、というもの。

 

声活動、ボイスドラマ…知名度は高いワードのように思えますが、オリジナル創作の出展を繰り返してきて思うのは、やっぱり携わった方々しか分からないということ。「知らなかった。いろんなことやってる人たちがいるのね」そう言われ説明してみるも、イメージすらし難いものがあるように感じてならなかったというのが本音だ。(私の説明不足のせいもあるが…←)

 

ホームページに声のサンプルや、ちょっとした掛け合いを置いてはみるものの、今いちパッとしない。「どういった創作かわからないので、絵だけ見てました」という方もいらっしゃった。ボイスドラマがどういったものなのかが分からないと、どうも扉を叩いてもらえない現実が見えた2017年だった。

 

思えば自分もフリー公開されているボイスドラマを拝聴して、この世界を知った。私の場合、20数年と舞台に立っていたもので「芝居」と聞こえれば興味が湧かないわけがなかったので、あっさり食らいついたが。物語だけ、絵だけ…そんな方々には、一見不思議な表現なのかなと。

 

やはり枠を取り払って、もっとたくさんの方々にボイスドラマの世界を知って頂きたいし、楽しんで頂きたい。

そう心に決めた今年、もしも今後企画を立ち上げていくようであれば、『樹はうたう』のようなボイスドラマ絵本以外は全てフリー公開のドラマを仕上げていこうかなと思っています。『誓いの旅人たち掘戮鮑埜紊砲垢襪里、ここからフリースタートをしていくのか…それはちょっと決めかねておりますがw

 

又、当サークル olive では今後『樹はうたう』のようなボイスドラマ絵本を中心に作っていく方針を固めております。又、こういったボイスドラマ絵本をどんなものかイメージして頂けますよう、気軽にお楽しみ頂けますよう今年度中に、フリー公開用のボイドラ絵本を一本公開していく予定です。ケイとアキ、カルディやノエルは登場しませんが、彼らの存在がかすかに感じられるシナリオとなっております。ボイスドラマとはなんぞや…ということで、初めましての方の取っ掛り、導入口になればなと思います。

詳細はまた少しずつお知らせさせて頂きます。

 

ボイスドラマ界、素敵な企画様や演者の方々がとっても多いです!!

いろんな方々が、それぞれの捉え方で、それぞれに声活動を楽しんでらっしゃいます。

是非、楽しんでみて頂けましたら幸いですクローバー

 

 

▲ SE収録(in白石市)

ボイスドラマを作る時に欠かせないSE(効果音)

自然の音は特に、自分で収録へ出かけることが多いです。

先週、ボランティア先の山へ足を運んできました。

収録中、リスの足跡を発見。ご本人は数メートル先にいました♪

 

機材は小さく、性能もそこまで良いものではないかもしれないが、SE収録の際には本当によく頑張ってくれている。私には大切な相棒である。そして、生音は…特に自然の音はやはり好きだ。そんな大好きな音を、是非沢山の方に伝えられたらと思う。


 

縦続けの残業だった。ダブルワークを終えて帰宅してみると、音楽活動としての相棒、相野から連絡が入っていた。『誓いの旅人たち掘戮料淨歌である「いのちの子守唄」のリメイクバージョンが届いた模様。

 

メールの内容を読み、再生ボタンを押して直ぐに目頭が熱くなった。

 

…彼女は私の身を案じてこの一曲を作ってくれたのだそう。忙しい時間の合間をぬって、独学でソフトを習得しつつ、様々な境遇の中で戦う中で。「きっと喜ぶだろうな、きっと好きだろうな」という想いで作ってくれたのだそう。中々直接打ち合わせも出来ぬ中で、どれだけ苦労して私の気持ちを汲み取ってくれたのだろう。……そう感じずにはいられなかった。

 

『誓いの旅人たち』に限らず、創作品は本当の意味で大事にしていきたいものを貫きたい、私はそう思っている。完成度より質…と言うべきか。

 

例えばキャスティングというのも、そういうところこそ重視していきたいというのが本音だ。何作もの作品に出ているから、売れっ子だから…うちの企画にそういった部分は関係ない。依頼をするにしても、募集をするにしても…どういった想いで物語を歩むのか…重視したいのはその部分だろう。第一弾〜第二弾があった上での次回作。これまでの内容を把握していないと、第三弾は苦しく感じるだろうなという気もしてる。

 

いろんな「想い」こそ大事に創っていきたいというものがあり、それは昔も今も変わらない。売上や、知名度はあまり問題にはしたくない。うちの企画の場合、そこに私の大事にしたい本質がないからだ。需要ばかりを考えて自分自身が創作を楽しめなくなるのはやはり意味がない。が、他には他の創作活動があるし、私には私の創作活動がある。それぞれがそれぞれの価値観を大事にして、何ら問題はない。又、その価値観が合う仲間を見つけての創作活動というのは、無理なく楽しめるものだ。「正解は、その人の中にだけあるもの…」第一弾でケイが話していた言葉だ。

 

 

今回の相野の「想い」っていうのは旋律が物凄く「優しい」ものを感じた。「大丈夫?」とか「大丈夫だよ」とか。そんな言葉まで子守唄から聞こえてくる感じがした。(彼女は私にとって心許せ、涙を見せられる存在の一人だ。だから今自分が抱えてるものだとか、悩んでしまうことだとか…そういう現状を彼女は知っている)

 

相野のような友達を持てて、私は本当に幸せ者だ。

彼女と友達になれたこと、私はとても誇りに思う。

 

彼女の努力を水の泡にはさせまい。歌い込んで、きっとドラマの中の挿入歌として溶け込もう。

 

それぞれの「想い」を胸に己を表現していく創作者の方々とのご縁を、今後とも大事にしていきたい。

それでいて、支えられるばかりでなく…支えられる手に私もなりたい。

 

▲ 海の墓場にて

『誓いの旅人たち掘戮茲蝓▲▲と謎の少女

「いのちの子守唄」はこの二人に深い意味が隠されている…。

現在、第三弾の企画ページにて公開中のイメージトレーラーで流れてくる曲は、子守唄の一部である。

 

 

 

 


あけましておめでとうございます正月

 

年末年始、ゆったり過ごそうと思ってはいつつ、気が付けば何故か企画取材で終わり始まっていたような年末年始でした笑

 

年末、『誓いの旅人たち掘戮謀仂譴垢襯ぅ襯(モデル)がいる水族館へ足を運びました。予定していた取材ですw

年始、付き添いで…なんと2日後にまたも水族館へw 予定外ですw が、足を運んだからには!と一人取材モードになってましたイルカ

 

▲ 仙台うみの杜水族館 イルカのリングくん(年末)

『誓いの旅人たち掘戮播仂譴垢襯ぅ襯「リング」は彼をモデルの一頭として描いています。

もう一頭は1956年3月9日に自然災害によりニュージーランドで亡くなった野生のイルカです。

 

▲リングとアキ 『誓いの旅人たち掘戮茲

 

 

▲ 仙台うみの杜水族館 イルカのリングくん【左】(年始)

 

年末年始、かわらず元気なリングくん。彼はこの水族館で唯一の男の子です。過去にタッチをさせて頂いたことがあったのですが、その時やってきてくれたのがリングくんでした。(最初はガーナちゃんというお姉さんイルカと触れ合う予定だったのですが、気まぐれなのがイルカ!私の前で「疲れた〜」とプールへ帰ってしまったんですよね笑 そこへ「遊ぼう〜♪」と凄いスピードでやってきてくれたのがリングくんでした)

 

せっかく実家へ帰ったにも関わらず…、年末年始でリングたちから沢山のパワーをもらって早速頭の中は創作でいっぱいになってしまってました笑

 

そこへ更なる良い意味の追い討ち…スーパームーン。描きたくなるだろう…!!!ww

 

▲実家で撮影したスーパームーン

 

沢山の星がありますが、昔から月にはけっこうご縁があって。何度かライブペイントで描かせて頂くこともあったり。

 

 

▲月

過去のデザインフェスタでライブペイントした月

 

朝方のうっすらとした月も見たくて、寒い中ベランダへ出たのですが…見えなかったですね笑

けれどその代わりに幻想的な世界を見れました。

 

 

​▲ベランダで撮影した日の出

 

ちなみにその日は近所の神社へ初詣に行きました。凄い混みようでしたねw

しかし毎年お楽しみの甘酒と魚はしっかり確保w 骨まで尻尾も頭も残さず食べますw←

 

 

ついでに御神籤も引いてまいりました。

去年の大きな一文字は「」の大吉だったんですね。友に助けられ友を助ける年になるだろう…。そんなことが書いてあって、今でも大事に手帳に挟んであるのですが…なんと今年は「」の大吉。

勇気を持ち進め、己に勝て…! そんなことが書いてあるからにはもう、もちろん手帳行きですねww 己に打ち勝つwまさにケイやアキ達の永遠のテーマww 一番の強敵、己ww ケイやアキだけじゃない、私こそなんですがww 思わず呟いてましたね「頑張ろうww」笑 

 

そんなパワーを頂いたからか、数日後に早速また企画関係で遠出することに。山の方へSE収録に行ってきます。『樹はうたう』完成はしているのですけれど、今一度木登りをしてSEを収録してくるのと、『誓いの旅人たち掘戮離肇譽奪ング用の雪に関するSE収録です。ダウンを着て収録しなきゃならない部分と、脱いで収録しなきゃならない部分と出てきますが…風邪引かぬ程度に頑張ってきたいと思います。(ドラマや掛合のSE…実は自分で収録してるものがちょこちょこ入ってますwボソッ)

 

そんなこんなで杉原の年末年始でございましたw

 

2018年もoliveをどうぞよろしくお願い致します!!

皆様それぞれの旅を楽しめますように!Bon Voyage!!

 

 

 

 

▲樹 クレメンズの樹のモデルの1つ

夜中に散歩がてらスケッチしに行きました。

2017年最後の描き納めでした。

 

 

12月14日から、『誓いの旅人たち掘戮亮荳爐魴鵑佑憧愿譴愨を運んでおりました。

先程帰宅です。

 

降ると予報で伝えられてたにも関わらず、雨は珍しく降らず?雨

しかし寒かった…w

 

 

14日の夜に関東へ到着し、15日に乗馬クラブ「イグレット」へ足を運んでおりました。

秋に販売したスケッチブック画集の売上の一部を被災馬支援金に充てておりましたが、その口座を開かれ、多くの馬たちを支援されてらっしゃるオーナーさまの乗馬クラブです。

 

乗馬の経験は無く幼い頃にポニーに乗っていただけでしたから、物凄く緊張しておりましたが、クラブに着くなりアットホームでとても安心しましたね。そこに暮らす馬や犬・猫たちの表情も皆本当に優しい。ストレスを全く感じず生きている感じがしました。

いろんなクラブがありますが、何を重要視してい運営されているのかはそこに暮らす動物達が教えてくれます。

イグレットの皆はとにかく目が優しく、ポニーもサラブレッドも、大人しい子やんちゃな子といった元気な子達ばかりです。

 

 

 

 

 

 

▲犬たちはとりあえず寄ってきてくれます♪

三枚目の犬はコリー犬(オリヴィアが共に暮らすシュエールと同じ犬種です)

お腹をなでていて、立ち去ろうとすると「待って」なのか前足を膝に置いてきますw

 

 

 

乗る馬は当日になってみないと分かりません。人生初の相棒は誰だろう?とワクワクしながら着替えを済ませます。

教えられたのは「朝霧」という名の馬♂でした。幼い頃は黒だったのが、成長するにつれて白くなっていった大人しい馬とのこと。

説明された通り、本当に大人しく優しい馬でした。

 

初日は鐙に足かけまたがる、降りる、手綱でのコントロール、進めの合図、並足、速足まで…。

 

朝霧君のパワーに圧倒されつつ、大好きな馬と一心同体になれるよう懸命に時を過ごすのは、やっぱり楽しかったですね!

ただし普段から自身を鍛えることもやっぱり必要。モンゴルへ旅に出た友人が言っていた「いいかリタイアは難しい、それからお尻の皮がむけるぞ」その意味がわかったような気がします笑

 

 

 

ちなみにこの朝霧君に、ちょっとしたご縁を感じました。

と言うのも、実は以前ブログでご紹介した書籍『生きてるだけでいい』で表紙に採用されたお馬さんだったんですね。

 

スケッチブック画集を完成させたタイミングでたまたま立ち寄った本屋の絵本コーナー。そこで目に留まった馬の写真。その本を読んで、この乗馬クラブへ足を運ぶこととなったのですが…なんと目に留まった馬が朝霧君だったとは…!!自分の中でちょっとした感動でした。呼んでくれて有難う、そんな想いでしたね。仙台であなたを見つけてなかったら、私は今きっとここにいない。他の乗馬クラブに足を運んでいたのかもしれない。

 

最初の相棒があなたで私は本当に幸せ者だ。

 

これから回数を重ねて、呼吸を合わせていけるよう頑張るから。

 

 

乗馬を終えて、旅手帳にひたすらスケッチをしておりましたが、朝霧君の頬や鼻の頭をなでてスキンシップを取る時間の方が長かったように感じます。ちなみに馬って、とってもあたたかいんですw それからとっても感情豊か!

 

朝霧君の二つ隣にいる少し気まぐれなスキップコード君をスケッチをしていると、オーナーさんがおやつの人参をあげようと走ってこられたですが、何やらお忙しい様子。「あげてみる?」と輪切りにした人参ニンジンを手渡されまして、思わず「いいんですかー!?キラキラ」となるわけでww スキップコード君、今の今までご機嫌斜めで耳を後ろへ倒して口元も「ヘの字」だったのですが、ニンジンを口元へ持っていくなり耳をピッと立ててモグモグw あっという間に無くなりますと、またすぐ耳を後ろへ倒して口元は「への字」です。思わず笑ってしまいそうになりましたw とっても素直なんだなぁって。

 

 

スケッチブック画集と寄付についてはオーナーさんへお伝えしておりましたから、1冊(旅手帳Ver)用意しておりました。こちらからお話しする前に、オーナーさんの方から興味を示して下さって大変嬉しかったです。私が乗馬をしている最中、早速読んで下さったようで…馬の表情や子どもの描写についてとても嬉しいご感想を頂きました。

「好きなら続けなさい、好きだからこそ続くもの」これまで出会ってきた恩師が誰しも背中を押すために言い聞かせてくれた言葉でした。まさかこちらのオーナーさんからも同じお言葉を頂けるとは…。何かご縁を感じるなぁと思っていると「何かはまだよく分からないけれど、何かまだご縁がありそう」そのお言葉に私は素直にワクワクしてしまいましたね。

 

スタッフの方もとても和気藹々でアットホーム。東北から関東の地へ学びに向かうのは剣術同様、時間も費用もかかりますが、それらをかけて学びに向かう価値が十分にあると感じました。

時間をかけて馬と触れ合い、馬を通じて様々に学んでいけたらなと。その上で創作を続けていきたいと、心からそう思いますね。

 

アキを演じる際だけでなく、自分にとっても確実にプラスになっていく、そんな気がする。

 

 

 

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翌日、板橋美術館へ足を運んできました。

 

絵本の講習会以来…おそらく4年ぶりの訪問でいした。

 

 

夏のアトリエでお世話になったインド タラブックスのギータ・ウォルフ先生の展覧会。以前ブログでお知らせしたものですが、関東では一日に何度か報道されていたようですね。私も旅の初日に友人の家でたまたま紹介されているニュースを見ることが出来ました。

 

 

 

自分の展示作品はショーケースの中にありました。一人のデザイナーさん(ワタナベさん)と組んで作成していったものですが、何故か私の描いた見開きページ(墨絵)のみ。何故だろう…とちょっと疑問ではありましたが、ワタナベさんの作品はセミナー部屋が開いていればそちらでお楽しみ頂くことが可能だそう♪かつてお世話になった美術館の職員の方にご挨拶がてらお願いして特別に部屋へ入れて頂きました。

ちなみに研修風景の写真が(小さいものですが)私とワタナベさんの作業風景が採用されておりました(ボソッ)

作業に没頭していて顔は伏せてました、良かった笑

 

4年ぶりの部屋でした。ここで8日間缶詰で絵本を学んだんだなと。

 

ここで私は恩師であるギータ先生に出会ったんだなと。込み上げてくるものがありましたね。

 

 

ギータの展覧会は、やはり魅力的でした。

何より、彼女から教わって以来私が拘る「手作り」についての魅力を全て語ってくれてる、そんな展示会でした。

 

「有名な作家の本を出す、売れる本を出す…そんなことに興味はない。いかに作りたいものを作り、伝えていくかよ。

それに欠かせないのは仲間とのコミュニケーションね」

 

かっこいい…。

ただただかっこいい…。

 

今一度聞く彼女の言葉に私は物凄く勇気づけられる。

 

 

彼女の本を見ればよく分かるが、どれもこれも発想が自由、とにかく自由だ。

 

枠に、何に囚われることもない。

 

 

それでいて、しっかり自分たちの納得するやり方で物創りを進め、仲間を大事にし、本づくりを歩んでいっている。

だからこそ、ついて来る仲間も多い。

 

絵本だけじゃない、ボイスドラマや舞台だって同じだ。

 

 

 

彼女の展覧会には『誓いの旅人たち』を書こうと決めた原点の巻物絵本『TUNAMI(つなみ)』も読むことが出来る。

 

その本に再会し、改めて物語を大切に練って行こうと心に誓えた。

 

今回の旅は、懐かしい出会いや新たな出会いの中でのご縁が多く、何に代えがたいものでした。

親友や、懐かしい友人、再会出来た友人との一時…私にはどれもこれも必要な時間でした。

 

 

実はちょっとした事情で仲間とうまく連絡が取れず、ギータへ挨拶が出来ないでおりました。

 

「ギータに連絡を取りなさい。彼女あなたのことちゃんと覚えてくれてるから」

 

美術館の松岡さんがまだ間に合うからと、そう言ってくれた。

 

『誓いの旅人たち』の絵本、或いはスケッチブック画集…英訳して贈れたらいいなと思っている。

ギータの為に新たに日本の文化の何か一冊を…とも思ったが。

 

今の自分を飾らずそのまま伝えたい。

 

 

追記----------------------------------------------

 

今回の旅で唯一自分の手土産として購入したものがある。

板橋美術館で大々的に紹介されていた『夜の木』という絵本があるが、その絵本の中に登場(モデルになったであろう)村の写真だ。インドの新聞で封筒を作り、トレーシングペーパーに包まれた写真は、けしてしっかりした包装ではないと見て取れる人もいるだろう。

 

が、私はこれを本当に美しいと思う。

国境を越えた商品であるからこそ、というものもあるが、ギータが手作りに込めた思いが分かっているからこその拘りを感じるし、国の生活観を感じられる。

この美しい村から様々なインスピレーションを得て、一冊の本が描かれ、手作り・物創りを心から愛する創作家達の手によって沢山の人々へ国へ渡っていく…。物語の始まりも、語り継がれていく今という時間すら…私には過程の一つ一つが美しい物語と思えて仕方ない。

 

 

『誓いの旅人たち』でケイやアキが子どもの頃に手作りのものを交換し合ったり、家族で協力し自己流で作り上げた大きなケヤキのツリーハウスであるクレメンズがあったり。けして高級ではないが、魂のこもり方はとても強いと思っている…。

私は彼らに厳しい試練を与えているかのような描写をしている私ですが、いろんな壁が立ちはだかる世界であっても、人の手と手が支え安心できる世界を厳しさの中に共存させたいと思って描いている。

 

第二弾でケイの言ってた「帰る場所がある」のセリフにはそんな意味も込めているつもりだ。

試練の中にも、どこか安堵できるところがある…。その安堵とは…友達の存在だったり、家庭だったり、動物や自然の受け入れだったり。

そこに助けを求めつつ、立ちはだかる壁には少しずつ向かって行く。そう、向かって行ってほしい。又、私自身が向かって行きたい。

 

ギータの手作り魂から、こうして自分の創作スタイルについて改めて考えさせられる。

私の中で彼女との出会い、彼女の存在は本当に大きいのだ。

 

 

 

そういえば、今朝目を覚ましてから『生きているだけでいい』の表紙のどこに朝霧君がいるのだろうかと、確認してみた。

表紙には二頭、しかもどちらも白馬だ。これは探すのが一苦労か…と思いつつ、彼の特徴がしっかり「ここだよ」と教えてくれた。

向かって左側の白馬。教えてくれたのは彼のツメ。彼のツメは後ろ足(左)だけが白いのだ。(ツメが白いと弱いのかと思われるが、そういうことでもないらしい。ツメのことは、乗馬を終えてケアをしている最中に気付き疑問に思ったことだったから、とても印象深く記憶に残っていた)顔から首にかけてほんのり残るマダラが、きっと彼だろうと思わせてくれる。

 

本を開いて表紙の写真が何という馬なのか…答え合わせをしたくてコメントを探してみる。

帯を外していなかったので、隠れて見つけにくかったがw 間違いなく、左が朝霧君だということが分かって嬉しさを感じた。

 

 

こんな不思議な出会いのあった冬だったが、来年の春まではひたすらに馬と触れ合う予定でいる。

来月、また朝霧君へ会いに行く予定だ。翌月には別の馬で海を走ってくる予定でいる。

2月には脚本を完成させ、関係者の方々とやり取りさせて頂きつつ、自分の収録…アキに関しては最後の最後まで馬との交流を重ねつつ役作りをし彼にぶち当たっていきたいと思っている。

 

 

 

 

 

 

旅前


早いもので12月中旬になろうとしてますね。

 

今週木曜に『誓いの旅人たち』第二弾を期間限定フリー公開を予定で、一先ず公開の準備が整いました。あとはページの更新ボタンを押すだけです。ちなみに私は更新ボタンを「ポチッ」とした後、そのまま関東へ飛ぶ予定です。

 

今回の旅の目的は、板橋美術館で開催されてる展覧会へ足を運んでくること。そして一番大きな目的として『誓いの旅人たち』第三弾の取材及びアキの役作りの為、とでも言うのでしょうか。それでなくとも長年挑戦してみたいと思っていたことがあったのですけど、バドルと別れてようやく決心がついた感じです。今月と、再来月に山と海辺でそれを予定しています。(バドル…肩でも頭でもいいから、しっかりしがみついてなさいよ、振り落とされんなよ)

 

いくら時間がかかっても、私は創作する上で実際に経験して作っていきたい。そうしなければ作れないんじゃなくて、そうやって作っていくのが好きなんですよね。今回のトライも、帰仙後にレポート出来たらと思っています。

 

『誓いの旅人たち』第三弾ですが、書いては消し書いては消し…と続いて、頭がこんがらがっておりましたが、起承転結がようやくまとまってきたところです。現在、まとまってきたものを今度こそと脚本として打ち込んでいっておりますが、自分の中でまだまだ試行錯誤です。きっと配布する前にザックリ削っていくんだろうな、通して読み込むとまだまだ無駄が多いんです。

 

そして自分で書いていつつ、表現していきたいこと(演出や演技力含め)多分自分が先ず全く追いついてないんですよね。

それでも書きたいものは一先ず妥協しませんが。この誓旅とこのアキをやりたいなら自分が追いつくしかない。

 

今月に脚本を書き終えて、スタッフキャストの方へお声がけする予定でおりますが…正直間に合わないだろうなと。

完成が来年のいつになるかわかりませんが、改めてのお声掛けをして「No」が出ても仕方ないだろうなといったところです。

申し訳ないと思いつつ、無理に引き止めるつもりもない、うちの舞台に縛り付けるつもりはない。他の舞台で頑張っていただきたい。

去る物追わず来るもの拒まずということで、受け止める覚悟をしつつ、一先ずは自分が納得するまで物語の生地を練っていきたいと思っております。

 

新しいキャラクターについては募集か依頼かまだ検討中です。

これも、先ずは物語が完成してからということで。

 

 

さて、旅の準備も整ってきたところで、今日もダブルワーク行ってまいります。

 

遅ればせながら、先週は今年最後の出展でございました。(2017.11〜2018.1までの展覧会を除く)

今年最後の出展は仙台コミケでしたが、これまで何度もブースに足を運んで下さった方々にもご挨拶出来ましたし、新しい交流もあったりと、とても充実した出展だったと思います。何より、一つ一つの絵に「物語がある」と気付いて下さる方が多くなってきて、本当に嬉しかったですww ブースやグッズにも一つ一つストーリーがあったりします。質問して下さる方がいらっしゃると本当に嬉しくてですねww つい語りはじめます、すみません笑

 

写真のようなブースの構えでした。今回ちょっとうまく写真におさめられておりませんが、左端(下)に青い旗(タルチョ)があるのですが…お分かりいただけますでしょうか。先々週の定禅寺通りの出展でもブースに飾っていた「ルンタ」と呼ばれるものです。チベット語で「風の馬」と言うのだそう。青・白・赤・緑・黄と順番が決まっていて、且つ天・風・火・水・地を現します。馬が風に乗って天を駆け仏法を広めるという願いが込められているそうですが、旅の安全や平和の願いを込めて登山のベースキャンプなんかにも見られるものです。

このルンタは『誓いの旅人たち』ケイのモデルの一人である親友から、彼女が旅に出る前に譲ってくれたもの。

 

 

▲11/3の出展

 

彼女は長旅に出ていて、今は日本で会うことは出来ません。SNSで、今旅先でどんな暮らしをしているのか、どんな想いでいるのか、元気でやっているのか…知ることが出来てホッとしていますし、沢山の勇気をもらっています。私には彼女を絶対超えられない。何を特別なことをせずとも、一つ一つ行動に移して世界を見ようとしているその姿に、ただただ勇気をもらう。本当に凄いと思う、憧れさえ抱く。人としてかっこいいよ畜生!私も頑張りたいよ!!とww

出展の際には必ず飾ろう、そう決めて早速11月からお披露目しております。今後、宮城での出展でも県外での出展でも旅守りとして飾っていくつもりでおります。皆さん是非探してみて下さいね馬

 

 

最後の出展には相棒のバドル(フクロモモンガ)のポストカードを加え、スケッチブック画集もほんの少し販売が出来ました。フクロモモンガの家族がいらっしゃる方とお話し出来たり、野馬追を通じて馬と関わるお仕事をされている方とお話しが出来たり、木と触れ合い仕事をされてる方とツリーハウスの話を出来たり、創作を通じて本当に沢山の素敵な出会いがありました。

こういったことを含めて、やっぱり創作って楽しいし醍醐味だ、そう思える一日でしたクローバー

 

環境が突然変わったり、大切な存在が急に亡くなったり…又バラバラになりそうだったりと…今も正直不安定な中で過ごしております。が、そういった時にも「創作」というものは私にとって必要不可欠な存在でした。それは今も尚変わりません。

 

来月から少し旅人に戻りつつ、創作を進めていく予定です。

(今日はバドルの眠る友人の畑へ足を延ばし「これから山に海に旅に出るけど、私が船に揺られようが馬に揺られようが、お前は私の頭から肩から落ちるな、しっかり摑まってろよ」と手を合わせてきましたw)

 

様々な旅や経験を通じて、少しずつ少しずつ、今という物事を受け止められる強さと勇気を持ちたい。

失敗して、くじけて、誤って、またくじけて…けれど小さく一歩一歩…歩んでいく中で、自分自身を見つめつつ、物語ある創作をこれからも続けていきたいなと思います。

 

来年1月からまた早速に出展をして参ります。(現在まだ確定ではございませんが、1月は仙コミ、福島での出展を予定しております。)

また是非元気でお会い致しましょう!皆様本当に有難うございました!!

 

ラスト一か月、一日一日が皆様にとって素敵なトラベルライフとなりますように。

Bon Voyage!!

 

 

 

 

 

 

沢山の思い出をありがとう。
目まぐるしい日々の中、どんな状態の私にも先ず寄り添ってくれた。
泣いても怒っても、ずっと傍に居てくれた。ずっと待っててくれた。

 

腕の中で小さく鳴いて、息を引き取っていったお前…何て言ってたんだろう。
こうなる前日まで、元気な姿見せてくれてたけど、実は頑張ってくれていたのかもしれないね。私がダブルワークから帰ってきた時には、お前はもう疲れきってた顔をしていた。…それでも、帰ってくるのちゃんと待っててくれたんだ。

 

お前は本当に最高の家族で、最高の女友達で一番の理解者だよ。
今日の仙台のアート展、何度行くのやめようと思ったけど、きっとここでやめたらお前が浮かばれないなと思ったんだ。

昨日までボロ泣きしてたけど、「そんなんじゃ安心して寝らんねぇぞ!」って噛み付いてきそうだよな、お前さんのことだ。

 

 

ということで、今日の「杜の都のアート展」はバドルと共に出展して参りました。


初めて見るケヤキの樹、どうだったバドル?ケヤキの木って大きいよな。

仙台のケヤキは細い方なのかもしれない。けど、仲間が多いから寂しくはなさそうに見えるんだ。

 

 

 

数年ぶりのアート展は、風が心地よく日もポカポカとしていた。

ケヤキ並木に歓迎されてるかのよう。もうただただ最高の出展日和だった。

頭や肩にバドルを感じつつ、出展準備を進め、夕方までオリジナル創作を紹介して参りました!

 

久々に出会えた作家さんや、リピーターさん、新たに出会えた作家さん等もいらっしゃって、今日は本当に出会いが多く、温かい一日だった。

最近、バドルのような「別れ」に関する出来事が突発的に起こっていたタイミングでの今日は、私にとって本当に最高の癒しとなった。

 

 

バドルは明後日、親友と呼べる幼馴染から案内してもらった畑(彼女の土地である手作りの畑)に樹木葬してまいります。

友人の家族(ペット達)が眠る、あたたかで素敵な畑。バドルのを話を伝えると、快く迎え取り計らってくれた。

 

バドルが亡くなる数日前、足を運んだばかりだったんですが…なんだか『誓いの旅人たち』のクレメンズの雰囲気が漂っているような気がしませんか?初めて案内された場所にして、あまりにもマッチし過ぎていて、案内された時は一人で勝手に興奮しておりました。実は『誓いの旅人たち』について彼女には詳しく話す機会がなかったので、これを機にと、初めて「実はあなたをモデルの一人に創ったキャラクターがいる」っていう話をしましたw

 

 

▲畑の主!?ネコのジャック

 

▲桑の樹

バドルが眠るのはこの桑の樹の根元とのこと

 

▲親友と私とジャック

彼女は「旅人としてのケイ」のモデルである。とにかく、一度話し出すと互いに話題がとまらない。

互いに気兼ねなく、近況を報告したり、提案したり、注意したり、ワクワクしたりが出来る、私にとっては本当に一緒に居て気持ちの良い存在だ。独りよがりにならず、互いにあれこれ共有出来るから本当に楽しい!大切な友である。

 

 

バドル、これからはお友達もいっぱいだし、自然もいっぱいだぞ!また元気いっぱい飛び回れるぞ!

 

今まで本当に有難う。お前と一緒に暮らせたことは私にとっての誇りだよ。

いつでも頭に肩に空いてるから、またたまには飛び乗っておいで。

 

Love My Bedru.

 

 

2017.11.1 永眠