梅田のスモアニを終えてから、集った作家仲間がどんどん次の出展や企画を進めている姿に正直焦りを感じていました。

自分も!と…作家仲間の後を追うように、全国の出展企画を調べあげますが、これがなかなか自分の中にヒットしないんです。(どれもこれも素敵なイベントばかりなのですが、自分の現状から「コレだ」が見つからないだけである!)そして見つからないまま…自分はといえば、まぁ普通にフルタイムの仕事をしに会社へ向かっていたわけですが、これがまぁ…違和感でしかなくて。普通ってなんだろう、というより普通に拘る自分はなんだろう?ずっと疑問だったものが、今回の梅田で更に浮彫になったりして。仕事をすることが悪いわけじゃない。ただ、自分が本来目指していることって何?

 

これまでもずっと考えてきて、答えは決まっているにも関わらず、梅田をきっかけにようやく本気で考え出した、みたいな…そんな感覚でした。家庭を持ちつつ懸命に夢追い人を続ける中学時代の友人がいて、梅田の出展期間中…夜に飲みに出かけたりもしましたが、その時間が余計に自分に疑問を持たせてくれましたね。

親友とメールでやり取りしていくと、相も変わらず「答えなんて出てるだろう」といったような気持のよい返事が返ってくるもんで。作家仲間の生活スタイルやライフスタイルに憧れつつ…なんだかんだ、自分はやはり一歩の勇気が出なかったんだろうと思います。

親友や仲間のアドバイスを受け、ようやく腹をくくって、先週に安定の職場を離れました。カツカツな生活にも関わらず、更にカツカツになる生活を選んだんです。働くことをやめたわけではなく。働き方を変えた、という具合。ギリギリの生活にはなるでしょうが、作品を創っていく時間をこれまで以上に確保することが出来る。ある意味でフリーランスの道を選んだということになるでしょうか。後先より、大事にすべきは「今」だ。少なくとも自分にとっては「今」である。

 

そしてどういうタイミングか、退職する数日前にとある記事を目にすることになります。なんとなくではあったけれど、自分にはコレだろうか…と思う所がありました。タイミング的にもそうだし、これまでの出展でお客さんに散々「是非」と言われていたキーワード。参加にあたって、一歩の勇気を出したくて、思わず親友に連絡をすると、まぁ面倒臭がらずに乗ってくれるから有難い笑 我儘だけれど、やると決めて実行するのは自分であるのに、敢えて「GO(行け)」の一言で背中を押して(推して)欲しい時ってあるじゃないですか笑 それも互いに分かってるから、親友だし『誓旅』みたいなのが生まれるんだろうなと思いますけれども笑

 

記事のことに関して詳細はお伝えできないのですけれど、そんなこんなで…今作品を描いてます。31枚程度の原画を描きなぐっているところです。馬をメインとした内容の作品です。ザックリとしたラフは仕上がっていて、本日までで7割の描き込みが完了しました。仕事の時間と作品にかける時間をしっかり分けてみた結果、これがまぁよく捗ります。

 

そして改めて「馬」の勉強を同時進行しつつ描いてるわけですが…これがなかなかに面白くて。

実際に触れ合ってきて、まだ2年程度ですが…奥が深い。笑ったり、時に泣いてせっかくのクロッキーをシワシワにしてしまったりしながら筆を走らせてます。

こう勉強しながら描いてると、ある意味で専門的にしてしまいがちだったのですけど、これを一部崩す描き方をしてます。ハーフ&ハーフといいますか。例えば馬にこんな飛びつき方をしたら馬が驚くから控えた方が良い、っていうシーンがあるとすれば、飛びつく人間にも人間味を持たせたくて、私なら寧ろそうする(或いはしてしまってた)をそのキャラクターに当てはめてみるとか。正しいことばかりをさせない。間違ってもいい、そうして成長していくんだから笑 馬にも時々間違わせてますよ笑

 

今回は「馬」に纏わることだったから余計に思うところですが、描いて…やっぱり実際に触れ合ってみるって大事だったなぁって。いろんな性格の馬に触れ合い、駈けてきました。一度は亡くなった馬や、闘病中の馬にも触れました。作家さんによりけりでしょうけれど、私は触れ合った上で描いて正解だったなと思っています。

馬を上手に描ける人って沢山いるんです。けど、実際に触れ合ったからこそ、触れ合ったのがその子達だったからこそ、出せる表現ってあるじゃないですか。そこを描きたいんですよね、おそらく自分は。メディアの写真や本なんかを読んで、馬のことを一発で分かるくらいの理解力は自分には無いし、描きたいことへの近道って、自分の場合やっぱり「五感で感じる」なんですよね。旅もそうですけれど。

原稿が美しければ何でもOK!なんていうのもありますけど、多分自分は心の底ではそれは望んでない気がしてます笑 マーケティングで言えば大事なのかもしれませんけれどもね。どうせ描くなら、絵を見るだけじゃなくて「絵を読んでみてほしい」っていう感じでしょうか。こういう時って子ども達ってこういう仕草するよね、でもそれってこういう環境でこういう親御さんでこういうタイミングだからなるこの仕草、みたいな笑

 

 

今回のこのトライが、どうなるかは分かりません。正直、どうも動かないだろうなとは思ってます。けど、結果が残念でも、それはそれであまり気にしないだろうな、というのもちょっとあって。良い結果って素敵ですけれど、そこが欲しいんじゃないんですよね。描き上げようとしてる中で、先ずこの過程を感じることこそが一つ大事な結果だし、せっかくならじゃあもっと頑張ってみようかなってなるのも結果の一つでしょうし。自分にはどんな結果も、作品を創っていく上で必要な過程なんだろうなと思うわけで。

だから、結果良くなるように…っていうより今は、せっかくなら先ず自分が納得いくようしっかり描きあげてみよう。その一心で枚数をこなしてます。

 

これまでの出展が教えてくれてます。万人受けや数字がどうかは分からないけれど、見てる人ってね、ちゃんと見てくれてるんですよね、これが不思議なことに。少なくとも私の場合はですけれど、売ろうと思って作る作品て絶対出てかないんですよね。(そもそそも、あんまりそういう作品てないですけど…笑)自分がコレいいなとか、面白いなとか、やっぱ好きだなと思うもの思うことを、ただひたすら続けてくしかないんですよね。

 

それは、今作品を見てくれてる人がこれからもついてきてくれることだと思うし、なにより…自分が心から創作を続けていくベストだと思うんです。

 

これからも、馬や動物、自然との触れ合いだったり、子どもたちとの触れ合いだったり、是非続けていきたいと思いますね。カツカツですけどw カツカツなりに触れ合うってのも、新しい発見があって面白くなりそうじゃないですか。

 

日々冒険ですよ、ほんと。

そういうのも楽しまないと。全部が全部、難しくてもね。

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