今年何度目になるだろうか。ブログでの繰り返しになるが、オリジナルボイスドラマ『誓いの旅人たち』で登場するアキの生まれ育った牧場(モデル)に足を運んだ。地元仙台からは高速で約1時間ちょいの距離にある場所だが、両親の実家の隣町であった関係上、自分の庭のようにして遊んでいた場所である。土日でありつつ、コンビニも近くにないような場所なだけに…人がごったがえすような場所でもなく、大好きな山も見渡せ自由にくつろげてとても気持ちが良いところだ。又、近くを走りにやってくるバイクのライダーが多い笑

 

 

放牧された動物達と触れ合いつつ、空気の香りや風の音を再確認し、自然の音(SE)をスケッチしていく。

 

 

▲まだ雪が残る屏風岳

今一番登りたい場所で、「誓いの旅人たち掘廚謀仂譴垢襯札校海離皀妊襪琉譴弔任△襦セス山はアキ・ノーマン・オリヴィア・ベンが、物語の後半でトレッキングすることになる山である。

 

▲彩雲だろうか…?

この現象を何と言ったっけ…笑 忘れたが、虹色に見えた

 

この日26〜27℃の気温であったが、雪が残る山から降りてくる山風はやはり冷たい。日差しが暑く感じていた中でとても心地よかった。ムシムシしておらず、風もほんの少し強かったのでたまに寄ってくる虫もあまり気にならなかった。又、この日はたまたま牧場の草刈りをしていて、緑の香りが牧草の枯草と混じって更に心地よかった。

休憩をしつつ動物と触れ合いつつ、SE収録や動画の撮影は怠らず♪

 

 

▲ヤギの母

ブログでたまに紹介していた仔ヤギ2頭の母親だ。お腹が大きく見えたが、ひょっとしてもう一頭いる?

 

 

 ▲いつものアイツ笑

物凄く人懐っこい羊。馬と同じく嗅覚で人を見分けるのだろうか?歩いていけば寄ってくる。首に手をまわしても、わしゃわしゃとなでても甘えてくる一方。そしてシャツを絶対噛んでくる。あっという間に緑色だ笑 ただの牧草から着色されたやつなもんで、今回もさっさと水洗いして直ぐに落としたがw ちなみに羊やヤギは馬と同じくらいあったかい。

 

 

帰り際に一杯の牧場牛乳を頂き、しばらく歩き河原へ。購入したチーズをパクつきつつ、珈琲を淹れて一息と、いつものコースだ。今回はスケッチ道具を一切持ち込まず撮影・録音のみ。が、今日こそスケッチ日和だったかなと…山に残るわずかな雪をぼんやり眺めつつ思ってしまった。あれが融けてしまったら、あとは蒸し暑いだろうなと…笑

 

 

「誓いの旅人たち掘廚任2つの牧場が登場する。カーラの牧場とアキの牧場だ。カーラとローラの牧場は海が見える場所にあり、馬もいる、潮風の心地よい牧場だ。アキの牧場は山(内陸)であり、馬はいない…しかし野生のキツネやキツツキにリス等…多くの野生動物に出会える。

ちなみにこの度々訪れる牧場にも、実は馬がいない。以前お世話になった乗馬クラブ(今後更にお世話になる予定だがw)の馬たちが近くを走りにくることはあっても、滅多に見かけることはない。ボイスドラマの中に、「アキの牧場に馬はいない」等といった台詞はありつつその他に特別説明はないが、気付いてはもらえないだろうなという箇所で、密かに「東北の地」を物語の中に注ぎ込んでいる。余談だが、カーラとローラの牧場のモデルは、海辺にあった乗馬クラブと小さな農家だ。3.11の津波の写真が新聞の一面に大きく出ていたが、今まさに押し寄せる波に飲み込まれようとする農家の牛、そして逃げ切れなかったクラブの馬達。写真はここで紹介出来ないが、この尊い命を物語の中にさりげなく注ぎ込んでいる。

 

「誓いの旅人たち」シリーズは3.11をベースに描いているが、極端に生々しくあの日を語ろうとする描写はしていない。ダイレクトな描写は少ないが…何故、海辺の近くの牧場であるのか…山の牧場であるのか…、又…何故今回の第三弾があるのか…。それぞれに、自分なりの東北やあの日や思いを、物語の中に綴っているつもりだ。だからこそ、出来ることならドラマ本編だけでなく、こういったブログやメイキングからも是非楽しんで頂きたいというのが本心である。

 

さて…この場所に、改めて大切に物語を綴っていこうと誓いつつ、再び編集作業へ戻ろうと思う。

 

 

話は変わるが…

毎日片道50分の道のりを徒歩で通勤しているが、ボイスドラマの編集をしている期間は、編集したての音源を歩きながら何度も確認出来るから、もっと歩いていたい気分にすらなる。何度も聴いている中で、今一度SE収録が必要だなと感じる箇所、リテイクや追加収録の相談をさせて頂こうかと思える箇所、間合い修正等がポツリポツリと自分の中でどんどんリスト化されていく。帰りに今一度歩いてく中で聞いてみると、また違ったリストが浮かんできたりするから不思議なもんだ。

 

4月〜7月を本編の収録期間としてしているが、4月や5月上旬に一先ず全話の提出を下さるキャスト様、少しずつ提出下さるキャスト様へは、しっかり役作りに磨きをかける意味で色々ご相談をさせて頂けるから本当に有難い。

 

個人的に、他企画様へ参加させて頂く立場の場合、収録はある程度作品や役を掴んだら、やたら早い内に出すと決めている。悪い言い方、一先ず掴んだものがあったらそこで一先ず出すようにしている。あとはひたすらリテイクを繰り返す中で、完全に近い「与えられた役」や「世界観」を掴んでいく。企画者様とのやり取りの繰り返しが、舞台で言うなれば舞台稽古のような感覚だ。声のイメージを作るだけなら代わりはいくらでもいる。が、そこで役の中に「自分なり」の要素を吹き込むには、やはり稽古は必要不可欠だ。脚本や資料から中々役が掴めないなら、企画者へひたすら聞く。一人で悩んで脚本と睨めっこしていたところで時間ばかりが過ぎていく。今後も、リテイクにこそ時間をかけていきたくなる方でありたい。

他企画様で魅力的なボイドラ企画が沢山あり、募集をかけているのを見ると、やっぱり挑戦してみたいなぁ…とは思うものの、芝居や創作を中途半端にしたくないからこそ…やはり自分は今しばらく、自企画とご依頼があった場合のみに限定していきたいなと不器用ながらに思うばかりである。

 

 

 

▲牧場近くのバラ園が満開だった。

どの薔薇も好きだが、グラデーションや薄いオレンジ色、白い小薔薇が一番好きだ。

 

とても見事。申請した11月のデザフェスでも、自分の色を彩れるだろうか…!

 

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